スタンダードプラン

一般社団法人 日の出医療福祉グループ

選考だけではない、縁結びツールとしてのSHaiN活用

1000名~スタンダードプラン企業の先進性PR対人面接の品質向上新卒福祉

医療・介護・保育を軸に包括的な事業を展開する一般社団法人日の出医療福祉グループは、25年以上の歴史をもつ3法人の協業を目指し2016年に創立された。兵庫・埼玉・東京・神奈川エリアを中心に、クリニックや介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービス、保育園等、138もの事業所を展開している。対話型AI面接サービスSHaiNに新たな活用をスタートするという人事教育部部門長の西敏行さんにお聞きした。

人材不足に悩む福祉業界におけるAI面接への期待と活用の難しさ

日の出医療福祉グループがSHaiNの導入を決めたのは2018年6月。日本経済新聞の「AI面接開始」の記事がきっかけだった。日の出医療福祉グループでは、理事長の指揮のもと、施設入居者の状態を読み取る見守りセンサーや経理業務ロボット、介護記録のデジタル化など、積極的に先進技術を取り入れることで業務の効率化や従業員の負担減を図っている。

SHaiNもこれらの取り組みの一環としてすぐに導入が決定した。しかしそれからの1年半の間、活用してきたとは言い難い状況にあった。
「福祉業界は慢性的な人材不足に悩んでいます。新卒採用では就職セミナーなどにブースを出展しても、なかなか集まってもらえない状況でした。関心を持ってくれた学生に対しては担当者二人がそれぞれにマンツーマンで対応して採用してきたのですが、この方法では集められる人数に限界があります。AI面接にじっくり取り組んでもらうメリットは感じながらも、候補者数の少なさから選考フローへの取り込みはかないませんでした」。

話題性、達成感、平等な評価、確信したメリットを使いこなす

西さんはSHaiN導入時にプレスリリースを出したところ新聞で取り上げられ、それを見た学生からの問い合わせがあったことから、注目度の高さを再確認したという。また、テスト受検をした社員からの「とても大変だった」という感想にも手ごたえを感じた。
「AI面接にはインパクトがある。受検したという実感と達成感がある。そして文字化された貴重な手元資料ができる。何とか活用したいと思いました」。

西さんは金融業界からの転身組。人手不足の福祉業界をなんとか変えたい、という情熱をもって採用改革に取り組んだ。
「年収が低いと思われがちな福祉業界ですが、そんなことはないんです。確かに新卒で仕事を始めたばかりのときは体力的にも大変ですし、決して高給とは言えないかもしれません。しかし、きちんとキャリアを積むと20歳代後半で1つの事業所の運営を任せられるまでの成長ができます。これは課長職に相当するので、当然年収も上がります。さらに弊社では企業内起業を歓迎しており、プレゼンが通ればノーリスクでビジネスをスタートできる。実際に、現在の仕事に加えて新企業の代表取締役として更なる報酬を得ている社員もいます。私は日の出医療福祉グループを“福祉の総合商社”と考えており、業界に変革をもたらす企業集団であるという自信をもっています」。

やりがいのある仕事と納得のいく報酬を両立するのが、西さんの考える福祉業界のキャリアモデルだ。学生にこれを示すと、介護業界に対する不安が消え、意欲を持って就職してくれるという。

福祉業界に革命。SHaiNを活かして採用が変わる

福祉のイメージを一新し、昨年からは新卒採用チームを立ち上げ、よりよい人材を確保するための1泊2日のインターンシップを開始。同時に、就職セミナーのブースデザインもイメージを統一した。
「脱・自己分析」という、衝撃的なネーミングもさることながら、かわいい白熊の着ぐるみを脱ぎ捨てる獰猛な熊のビジュアルは注目を集め、ブースの着座数が一気に50位から1位になった。

「インターンシップではまず『就職活動を大切にして欲しい』ということを伝えています。自分がどうあるべきかを答えられなければ、間違った就職活動になってしまう。そこを整理してから福祉業界も含めたさまざまな業界を見直してほしい。先入観を取り払うと、希望業界の選択肢に福祉業界も入るという学生は意外に多いんですよ。加えて、高齢者や子ども、地域など、特化した仕事がいかにやりがいがあって、未来へつながる仕事であるかということを理解してもらえます。高齢者ビジネスを変えることが日本を、そして世界を変えていくんだよ、ということをお伝えしています」。

西さんは、このインターンシップの中でSHaiNを活用するという。 「夏に初めて開催したインターンシップでは大きな手ごたえを感じました。これを実際の採用までつなげる動機づけのツールとしてAI面接を受検してもらっています。インターンシップの最後に自身の考えをまとめ言語化できるかどうか、まさにインターンシップの集大成と呼ぶにふさわしいレポートですね」。

インターンシップ参加者が選考に進んだ場合、このレポートは人の面接の際の手元資料として使用する予定だという。SHaiNの導入が応募者の拡大へとつながり、評価レポートが企業と応募者が理解し合う縁結びツールとなる日も近い。