スタンダードプラン

株式会社フジEAPセンター

EAP(従業員支援プログラム)とSHaiNとのシナジーに期待

10-99名スタンダードプランその他人事サービス事業対人面接の品質向上応募エリアの拡大業務効率化

株式会社フジEAPセンターは静岡県に拠点を置き、東海4県のエリアにある企業や団体向けに事業展開している。社名にもなっている「従業員支援プログラム=EAP(Employee Assistance Program)」を軸として、EAPカウンセリングの提供をはじめ、人事関連のコンサルティングや研修・サポートまでを提供し、いまやEAPは“地方都市の人事部には必須のもの”とまでの認知度がある。代表取締役である坂部善久さんが思い描く、対話型AI面接サービスSHaiNの可能性についてお聞きした。

「すごいことが始まった!」人事に精通しているからこそ感じたAI面接の第一印象は

フジEAPセンターは、2019年3月に浜松市で開催された「浜松市SHaiN導入合同説明会」の参加を機に導入を決定した。もともとHRテックの進化に対する関心は高く、自社でも既にテレビ電話を活用した面接を取り入れていたことから、静岡新聞で説明会の開催記事を目にし、すぐに申し込みをしたという。
「すごいことが始まった、という印象でしたね。お客様と話をすると『人事担当者がとても疲れている』と感じるんです。特に3月あたりから採用活動のほかに、内定者研修や入社式などのイベントも多い。業務の負担を少しでも減らしてあげたいと思っていた。AI面接は、これらを解決する一助になるものだと感じました」と坂部さん。

さっそく30代の営業担当社員が受検をしてみた。「体験者からは『自分の設定を新卒として受検したので、学生時代の記憶が薄れてすぐに思い出せず話しづらかった』といった感想でしたが、反応は良好でした」とのことで、有益なツールとして認識されたようだ。課題を挙げるとするならば?の問いかけには、「受検に適した静かな場所を確保できないとやりづらいと思うので、落ち着いて話ができる場所の設定が必要かもしれない」との貴重なコメントもいただいた。

地方企業が抱えてる機会損失をフォローし、人事担当者の負担を軽減。高品質な採用へ

EAP事業の先駆者のひとりである坂部さんが、あえて地元である静岡県を活動の舞台に選んだのは、地域密着型の丁寧なサービス提供にこだわっているからだという。しかし、地方の採用状況は年々厳しくなっている。
「もともと静岡県はUターン就職が多かったのですが、現在その数は減少しており人手不足に陥っています。これは地元経済にも関わってくる大きな問題だと感じています。AI面接を利用することで、距離による応募者の負担を減らすことができれば、よりよい採用が実現できると感じています」。

一例をあげると、フジEAPセンターではいち早くテレビ電話を使っての面接を取り入れており、東京からのIターン就職を検討している方がいる。ご家族の関係で静岡での勤務を希望しており、従来の採用方法では在職中に複数回の来社が難しく機会損失の可能性が大きかったケースだ。
「AI面接はテレビ電話を使った面接と同じく、距離的な機会損失がなく時間的な制約も少ない。加えて忖度なくエピソードからの学びや考え方を深掘りするので、人の面接よりも圧倒的に情報の量が多い。アセスメントという観点でとても優れていますね」。

現在、フジEAPセンターでは新卒採用はなく中途採用のみとなっているが、次回採用時からこれまでの選考フローにSHaiNを加えると言う。
「当社は時間をかけてでも、しっかり面接は行いたい。今のテレビ電話で最初に面談をして当社への理解と入社への動機付けのためのコミュニケーションを図る。その後のAI面接で本人の資質を見極めたうえでじっくりと踏み込んだ面接ができればミスマッチを事前に防げると考えています」。

地方都市のビジネスパーソンを支えるEAP事業とAI面接のシナジー展開へ

SHaiNは、実はフジEAPセンターの事業自体にも関連性がある。

「私どもは採用時の面接官トレーニングなども手がけているのですが、実際は、面接の進行に気を取られて表面的な質問しかできなかったり、異動により面接官が変わったりと、トレーニング時のように的確な面接ができていないことを感じていました」と、坂部さん。研修などに携わると、求める人材像とは違う人材が入社していることがあるという。以前から、採用の段階でその企業に必要な人材を見極める仕組みが必要だと感じていたようだ。
「弊社のサービス展開とともに、お客様へAI面接のご紹介しているのですが、担当者によって反応がまちまちです。受検者側はAIに質問されることに抵抗がある人もいれば、本音で話せるから良いという人もいる。実際にテレビ電話など対面ではない方が話しやすいという人がいるのは確かで、今や『全て人が行う対面が良いという時代ではない』と思いますね」。

さらには今後のビジネス展開への期待も大きい。「私どもが行っている事業にピットインプログラムがあるのですが、人の面接では聞きづらいことや踏み込みづらい質問にはAIが向いていると思います。着飾った姿ではなく本音の姿を聞き取りやすいので、きちんと見極められそうですね。またSHaiNの面接評価レポートは精度が高く、採用時の評価と入社後のフォロー面談でのデータを比較することで、傾向なども見えそうですよね」。

SHaiNの新たな活用の場が、EAPを軸にしたピットイン・プログラムの展開とともにさらに進化するかもしれない。

※ピットインプログラム®:仕事や生活を送る中で、時には自分の健康や将来、仕事の進め方や周囲との人間関係等をじっくり考える機会を作ることにより、メンタルヘルスなどの1次予防や生産性向上を図っていくためのプログラム。フジEAPセンターの登録商標。