スタンダードプラン

NTTラーニングシステムズ株式会社

評価を可視化し、採用ミスマッチを防ぐ

100-999名グループディスカッションの課題解決スタンダードプラン対人面接の品質向上情報・通信業新卒

NTTグループ企業向けの教育・研修事業を主な柱としているNTTラーニングシステムズ株式会社。さらにグループ外の企業にも、学校教育のICT化支援を含めた総合教育研修ソリューション、Web技術を生かした各種システムの構築・運用などのWebソリューション、デジタル映像制作・編集技術を生かした各種映像ソリューションの提供を行っている。2019年春のトライアルで、役員面接の前にAI面接サービスSHaiNをテスト導入し大きな効果を生んだことから、2021年卒採用から本格的に導入することになった。どんな効果があったのか、マネジメントサービス本部の高城美砂子さん、小泉柚子さんに伺った。

きっかけは雑誌で見かけた採用で使われるAIの記事

導入のきっかけはAIを活用した採用事例の記事を読んだ部長の「面白そうだから、ちょっと調べてみて」というひと言だった。
そこで小泉さんが「AI×採用・面接」のキーワードを中心に幅広く調べたところ、AIを活用してES(エントリーシート)を分析するサービスについて多くの記事がみつかった。他の採用方法はないのかと探しているうちにSHaiNにたどり着いたという。

「今年はまずトライアルということで、課長層による個別面接を通過した学生を対象にAI面接を受検してもらいました。最終の役員面接の前の段階にあたります」。役員の手元には、従来と同様のESや個別面接の内容などの参考資料とともに、SHaiNの評価レポートという資料がプラスされた。
「役員は、評価レポートを一生懸命見ていました。個別面接では出てこない素の部分が見えていて、そこに関心を持ったようです。たとえば計画性で『貯金をしていました』というような、普通の面接ではわからないことも確認できます。面接で計画性を確認するのは難しいですから、画期的だったと言えます」。

学生たちの反応は、意外にポジティブ

学生に対してはSHaiNを入れることの目的を、「合否を決めるものではないので、もっと話を聞かせてほしい」と伝えたが、当初AI面接については「聞いたことがない」という表情の学生が多かった。そのため導入にあたっては、「iPhoneのSiriと面接している感じ」というように、伝え方を工夫しながら丁寧な説明を心掛けた。高城さんは正直なところネガティブな反応があることを予想していたが、意外に「へえ、面白そうですね」という学生が多かったという。

「最終選考後のフィードバックでは『きちんと認識してくれているのか不安だった』というような声がありました。そこで、評価レポートを見ながら『こんな経験をしたんですね』とか『ここが評価されていますよ』とその一部を伝えたところ、きちんと評価されていることを実感したのか、とてもうれしそうな表情を見せてくれました」。伝わっているという実感が、SHaiNへの納得につながったようだ。さらに、「フィードバックでは、どこがマイナスポイントになっているのかを聞きたがる学生も多かったです。観察項目の評価から『話し方がちょっと、って書かれているけど、さっきの面接ではどうだった?』と聞くと『ちょっとしゃべりすぎたかなあ』と反省の弁が聞かれることもありましたね。もし当社とご縁がなかったとしても、これからの就活に役立てていただけるのではないでしょうか」。
評価レポートのアドバイスをきっかけに会社の将来のファンづくりにも貢献できているようだ。

なぜこの学生に魅力を感じるのか?評価の可視化で明確に

SHaiNでは人の面接では曖昧だった評価が可視化できることもメリットの一つだ。
「感覚的になりがちな、なぜこの学生に対して魅力を感じるかということを、評価レポートをもとに根拠をもって議論することができた」。高城さんはSHaiNの活用幅の広さを感じ、2021年卒採用でも積極的にSHaiNを使っていきたいという。直接会社へ行く回数が減れば、時間と交通費などの負担が減る。地方の学生はもとより在京の学生にとっても大きなメリットだ。

活用する中で小泉さんからはSHaiNに対する要望も出てきた。「AI面接の声はちょっと冷たい感じがするので、人間の声にするとか、キャラクターなどがいるといいかもしれないですね。また『今後はこういう評点の人はこういう接し方がいい』とか、『こういうところを指導するといい』というような、入社後向けのアドバイスを受けたいです」

SHaiNの使い道は、今後の改善と企業次第でどこまでも広がっていきそうだ。